ママカリのアラで魚醤作りに挑戦してみました。
魚醤とは魚介類に塩を加えて漬け込み発酵させた調味料で、世界的にはナンプラーが有名ですが、我が国ではハタハタで作る秋田のしょっつる (塩魚汁)、能登のいしる・いしり (魚汁)、香川のいかなご醤油が日本の三大魚醤と言われています。
魚醤の作り方
今回は使った材料は、ニシン科のサッパ、当地ではママカリと呼ばれる魚のアラです。

昨年夏に釣って調理した後に残った魚のアラに約20%、つまり1kgの魚介を漬けるには、200gの塩を加えてタッパーに入れ、最初は時々かき混ぜてながら常温で1年寝かせるだけ。
1年は長いもので、何処に置いていたか存在すら忘れていて (^^;

探し出してみると、いいぐあいに発酵していました。
やはり匂いはするけど、生臭さや腐った様な嫌な匂いではありません。
小さな笊にキッチンペーパーを敷き、これを移して一晩かけてろ過すると魚醤の出来上がり。

早速、チャーハンを作る際にチョッとこれを加えてみたら、とてもいい味になりました。